“do”より深い“be”の価値。肩書きって奥が深いですね!
こんにちは、美談年民です。
本日は元greenz.jp編集長の兼松佳宏さんのイベント
肩書きには「do」と「be」の2種類あった! ~『beの肩書き』出版記念トーク&ミニワーク~
へと行ってきました!
兼松さんが関わっているgreenz.jpのホームページが好きでよく閲覧させて頂いているのですが、兼松さん本人に直接お会いしに行ったのは今回が初めてでした。
そんな兼松さんとの初対面である本日のイベントは、兼松さんが最近出版された本『beの肩書き』の出版記念トーク&ミニワークでした。
・beの肩書きの紹介ページはこちら

ぜひ購入して読んで頂きたいので深くは内容を語れませんが、肩書きには“doの肩書き”と“beの肩書き”の2つがあるそうです。
一般的に言われている肩書きとしてある、先生、警察官、弁護士、建築家、運転手、デザイナー、システムエンジニアと言った職業は“何をしているのか”という“do”の肩書きだそうです。
そして、doよりも深い根本的な“私ってこんな人”を表現するのが“be”の肩書きだそうです。
この“be”の肩書きという概念ですが、私はとっても好感を持ちました!
よりシンプルに、より力強く、よりシャープにその人自身を表現する目の付け所が本質的で素敵だなと思います。
私の好きな言葉に“人生とは、どんな人になって、どう生きるのか”という言葉があります。
私たちは何をすれば良いか?どう生きれば良いか?というやることに意識が向いてしまい、その根幹となっている自分にフォーカスすることを忘れがちです。
何をしていても何をやっていても、この自分自身(アイデンティティー)が揺らいでいては軸がブレてしまいます。
nTechでは、このアイデンティティーが自分の考え・感情・表情・言葉・行動・関係構築に影響を及ぼすと整理しています。
そのくらい大事な“be”です。
本日のイベントで私が深く感じた世界はその“be”から感じる味わいです!
運転手さんひとつとっても、色んな運転手さんがいるそうです。
A地点からB地点に移動させてくれるのが運転手さんの“do”。
この“do”に“be”が加わると味わいが変わります。
・絶妙なアナウンスで皆を笑わせるコメディアンとしての運転手さん
・優しい気配りで乗客を和ませるセラピストとしての運転手さん
・きつい曲がり角でも躊躇なくハンドルを切る職人としての運転手さん
(※以上、beの肩書き本から抜粋)
“どんな存在として何をするのか?”という“doの肩書き×beの肩書き”の組み合わせが個性になると兼松さんの本の中でも語られています。
これ、本当にそうだなぁと思います。
何かをしてくれる“do”という行為、それだけでも消費者としては有り難いですが、ここに“be”が加わると人間味を感じます。
人と人が出会う時、何かに感動を覚える時、そんな時は往々にして“be”の影響力が働いています。
何より勉強家として自身のbeを見つけている兼松さんの言葉にはやはりエネルギーを感じました。
表現が上滑りになるのではなくbeから発信されているからこその深み・味わい。
自分らしさを発信すること・もっと知ってもらうこと・より人間らしい味わいある関係性を築くには“be”の存在が欠かせないなぁと感じた素敵なイベントでした。
美談年民
・beの肩書きの紹介ページはこちら
・NPO法人グリーンズのホームページはこちら
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