共に生きる日本の文化

共に生きる日本の文化

こんにちは、美談年民です。

 

先日、“和のこころを学ぶ 公開講座”「言葉づかいの知恵」というイベントに参加してきました。

辻川牧子先生が代表を務める和楽舎主催のイベントです。

 

“和のこころ”というキーワードが気になったので参加してみましたが、辻川先生の深く、そして楽しいお話に惹きこまれて2時間があっという間に過ぎていきました。

 

“言葉づかいの知恵”ということでしたが、日本や言葉の意味もたくさん教えていただきました。

印象に残った3つのことを紹介させていただきます。

 

①日本の和が育まれた背景

日本の和の精神は色々な背景から生まれていますが、その中の一つとして米作りの文化があります。

田んぼを中心に稲作をして過ごす日本の文化では、お引越しという概念がありません。

そのため、村の中での関係性を大事にすることが自然と求められる背景があったようです。

 

助け合い、寄り添い合いができなければ、いざという時に生きていけない。

自然とお互いを大切に扱う文化が根付いたようです。

 

自分よりも他のことを考える日本人の特徴が伺えます。

 

 

②はたらく

仕事をすることを“働く”といいますね。

 

日本語では「傍楽(はたらく)」とも書くようです。

はたらくことは、周りの人たちを楽にすること

※辻川牧子先生 和楽舎ホームページより引用
URL:https://www.tsujikawa.net/warakusya.html

 

現代ビジネスの本質のような意味合いが日本語に隠れていることがとても深さを感じさせます。

 

 

③こんにちは

日本の挨拶、“こんにちは”。

これがなぜ、“こんにちは”であって、“こんにちわ”ではないのか?

 

それは、“こんにちは”というのは“今日は”のこと。

こんにち(今日)は、○○○○とその後が続く言葉だそうです。

 

例えば、

こんにちは良いお天気ですね。

こんにちは静かな夜ですね。

のように相手を少し気遣う意味合いも含めた言葉が続くとのことです。

 

それがいつの間にか、挨拶としての部分だけをとって、“こんにちは!”となったようですが、こんにちはの後に何かひと言つた挨拶をするだけで、実際、関係性が何割りか増して良くなるようです。

確かになんとなくわかりますよね。

 

 

以上のような日本のことや日本語の意味を講座の中で色々教えていただきましたが、やはり日本ってとても深いですね。

 

文化に込められた背景、言葉に込められた背景、知れば知るほど精神性が高い国だなとも思います。

 

 

日本の和文化、共存共生の文化

 

個人主義がつよくなってきて心面は少し希薄な現代ですが、日本の和の精神・和の文化が世界に届けられたら、もっともっと心が充実した社会になるだろうなと思います。

 

辻川先生のイベントはとてもおすすめなので、ご関心持たれた方はぜひ足を運んで見てください!

辻川牧子先生のホームページはこちら

 

美談年民

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