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渋沢栄一から学ぶ② 〜日本近代経済社会の礎を築いた実業家〜
こんにちは、美談年民です。
東京都北区にある渋沢栄一さんの史料館に行き、感じたこと第二弾です。
渋沢史料館 ※詳細はこちらから

過去の延長ではなく、革新的な変化が必要な時代
渋沢さんが成し遂げた偉業は
近代資本主義の仕組み(プラットフォーム)を日本に敷き、500社以上の企業を立ち上げたことです。
(以上の2つ以外にも外交・教育等々たくさん貢献されています)
江戸時代の日本のままでは世界に太刀打ちできないと判断し、今までの生き方と完全に決別した国づくりを行った明治維新。
その中で日本近代経済の礎を築き、多くの株式会社を設立したのが渋沢栄一さんです。
その功績があったからこそ、日本経済を大きく活性化させ、MADE IN JAPANを世界に知らしめた時代を築くことができたと思います。
そんな一時代を築き、明治維新・高度経済成長と世界に大きな影響力を発揮した日本経済ですが、長引く不況により現在は停滞しています。
大手家電メーカーの苦戦に見られるように、大手だからという安心もなく、新しいニーズも見つからないまま製造業を中心とする産業社会の生産者・消費者ともに疲弊の一途をたどっています。
私たちはしばしば、この時代・社会の中でどう生きるか、どう生き残るかを考えがちですが、
少なくとも現代の物質文明の延長線上である
物商品、金融商品、製造業、IT、AIといったテクノロジーだけに頼る方向性では革新的な変化は期待できません。
今までの延長線上でテクノロジーの進化だけでは未来に希望を持ちにくい時代。
同じ道を加速させる勝負ではなく革新的な変化・路線変更が必要な時代です。
今までとは全く違う新しい資本主義経済プラットフォームをつくることが必要です。
一人一人が人間商品!皆で盛り上げるWin-Win, All-Win!の精神文明!
渋沢さんが江戸時代からの流れを止めて、西洋資本主義を取り入れたように
今までと今からを明確に分けて新しく社会をつくる勝負が必要な時代です。
ではどんな新しいプラットフォーム・新しい経済基盤・経済大陸をつくれば良いのでしょうか?
物商品では爆発的なニーズを掘り起こすことが難しくなった現代では
人間が本来、心の底から望んでいる潜在的なニーズを呼び起こす必要があります。
今の時代、今の世界、全ての人間が望むそのニーズを呼び起こし、新産業を起こす時代。
そのためには
「人間とは何なのか?」
「人間は何のために生きるのか?」
「AIには真似できない人間にしかできない仕事は何なのか?」
こういった本質的な問いに対する答えが必要な時代です。
確かに言えることは、物質文明は終焉し、これからは人間の可能性や心の分野が拓く時代、精神文明が拓く時代です。
そんな時代の中で、私たちは一人一人が
いち企業家であり、
いち会社であり、
いち人間商品となる時代になっていきます。
これからは人間の可能性を無限大爆発させた個人が集まって
Win-Win, All-Winの未来を皆で築く時代です。
渋沢栄一が経済大陸の基盤を立ち上げて、多くの会社を設立したように、
人間の尊厳性や可能性を開拓開発できる経済基盤をつくって、
ひとり一人の企業家が最高の人間商品になって全員で世界経済を盛り上げる時代です。
その為の準備はできています。
渋沢栄一が起こした偉業を超える大偉業を共に創っていきましょう!!!
今こそビジネスが変わる時!
美談年民
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