できないことが山ほどある!何から手をつければ良いの??
課題分析するほど複雑になるワナ
こんにちは、美談年民です。
自分を高める為に、できないことができるようになる為に、
自分自身の課題をまずは紙に書き出して、「さぁ何から始めようか」と考えることありませんか?
頑張り屋のあなたであれば、特にこの傾向が強いのではないでしょうか。
例えば、営業であれば、こんなことを書き出します。
「次から次へと営業できない。もっとガンガン営業したい」
「資料作成に時間をかけたくない」
「仕事を抱えてしまう。他人に協力を依頼することが難しい」
などなど
そして一つ一つの課題について、自分のどこをどんなふうに変えていけば良いんだろう?と考えるのではないでしょうか?
次から次へとガンガン営業ができないのは、自分に営業できるスキルがまだないから?
資料作成は好きだけど、なかなか仕上がらない。いつも細かいところが気になるから?
他人に協力を得ることが難しいのは、みんな忙しそうにしてるし、声をかけたら嫌がられると思うから?
一つ一つの事象について細かく分析し原因を明確にし、どんな処方をすれば解決できるかを考えます。
この「細かく分けて分析すること」、これは本当に大切です!
これをするかしないかで、分析の質が変わり、成長速度が全然違います。
ただ、一つ欠点があります。
それは、細かくすればするほど、対処しなければならない課題が細かく沢山増えていくということ
課題に真摯に取り組めば取り組むほど多くの問題を意識しなくてはなりません。
一体、どうしたらよいのでしょうか??
一番大事なことは、自分自身の観点を明確につかむことです。
観点をつかむことができたら、自分の考え・感情・言葉・行動・関係構築をシンプルに整理することができます。
上述した営業の課題は実際にあった話なのですが、その営業マンであるAさんの観点を探っていくと「私は出来ない人間だ!」という強烈な無意識の決めつけ(観点)がありました。
自分のことをできない人間だという無意識(観点)が働いているので、常に自分はダメだ!という無意識から思考が出発しています。
そんな自分から脱却したい為、できる人になりたい!できる人に見られたい!という考えが走ります。
根自分を出来ない人間と思っているAさんですから、営業をガンガンしたいとは思うのですが、いつまでも自信が持てずなかなか次の一歩が踏み出せません。
資料作成も無意識では出来ないと思っているので、作業がはかどりません。できる人に見られたいという心も働き、自分が納得いくまでが完成になりません。相手目線がない為、下手をすれば自分本位な資料にもなり兼ねません。
そして、協力を仰ぐ際も、人に助けを求めるという行為が、自分のことをできない人間であることを認めている気持ちになり無意識が避けてしまいます。結果として、協力を求めること自体を避ける言い訳の考えが沢山生まれてしまいます。
というわけで、Aさんがまず最初に取り組むべき重要課題は「私は出来ない人間だ!」という強烈な思い込み(観点)から自由になることです。
ここから自由になれば、全ての動きが変わっていきます!
思い込みから来ていた考え、感情、言葉、行動、関係構築から完全に自由になり、スッキリとした気持ちで新しい自分として生きる道があります。
このように観点を見ると、全てがキレイに整理整頓されていきます。
課題に真摯に取り組もうとして、ついつい問題が複雑になってしまう方は、ぜひ観点に目を向けることから始めてみてくださいね。
美談年民
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