良い人間関係を築くための大事な第一歩

良い人間関係を築くための大事な第一歩

こんにちは、美談年民です。

 

最近、人間力という言葉をよく耳にします。

 

人間力といっても色々な解釈で使っていると思うので、一概には言えないかもしれませんが、人間関係力・コミュニケーション力といった “自分以外の相手と関係を結ぶ能力” を人間力と表現している要素はかなり大きいかと思います。

 

人間関係を結ぶ秘訣は相手の観点を理解すること

人と関係を結ぶこと

 

簡単そうで難しいこと

実はかなり奥深いこと

大人になると余計に難しいこと

 

 

「そんなに難しく考えず、明るく元気に前向きに接すれば、誰とでも良い関係が結べるんでしょ?」

 

幼い頃はそんな風に学んだ方も多いかもしれません。

 

 

ですが、明るかったら誰にでも愛されるかというと意外とそうでもないことがわかります。

明るい人と一緒にいると疲れるという人も世の中にはたくさんいます。

 

結局、人と良い人間関係を築くという点においては一概にこうであれば良いとは言い切れません。

 

 

では、どうしたら良いのか?

 

答えはシンプルです。

 

相手をしっかり理解すること

 

これに尽きます。

 

 

相手をしっかり理解するとはどんな状態のことでしょう。

それは“相手がどんな観点(判断基準)を持っているのか?” を把握していることです。

 

 

こんな接し方は喜ぶけど、こんな接し方は嫌がる、そういった相手の観点(判断基準)があるはずです。

 

とてもシンプルな話ですが、まずは相手の観点をしっかり理解することが大切です。

 

 

相手の観点をつかむにはどうすれば良いのか?

ではどうすれば相手の観点をつかむことできるのでしょうか?

 

ひとつ例え話をします。

 

アップルという単語があります。

ここにみなさんはどんなイメージを持ちますか?

 

赤い?

果物?

りんご?

iPhone?

スティーブ・ジョブズ?

 

一つの単語ですが、そこから誘発されるイメージは複数存在します。

 

たった一つの単語なのに、受け取る側には複数の認識画面がある。

 

このように、私たちは対象をありのまま受け取っているのではなく、自分の中にあるイメージとつなげて対象を存在させています(認識しています)。

 

これは特定の個人に限ったことではなく、人間の認識の機能によるものであり、すべての人間に共通する話です。

 

全ての人間がこの初期設定を持った上で認識しています。

 

すなわち、私たちは常に、自分なりの解釈で現実を見ているということです。

 

 

この認識を持ったままだと、相手のこと、そして相手の観点もありのまま正確に認識することはできませんよね?

 

つまり相手の観点をつかむためには自らの認識画面(観点)から完全に自由になったところから相手と出会うことが必要です。

 

自らの観点から自由になった時に、本当の相手が見えてきます。

 

気にもとめなかったことに気づいて、質問・確認をするようになります。

そしてそんな人間関係を通じてお互いがお互いのことを深く理解していきます。

 

誤解やわだかまりは無くなり、いつもスッキリした人間関係を築くコミュニケーションの土台ができていきます。

 

人間関係・コミュニケーションによる問題課題の原因の9割以上はすれ違いが原因です。

 

自分勝手に相手のことを解釈し、決めつけてしまうからすれ違いがどんどん深まり、相手のことを誤解してしまいます。

 

良い人間関係を築く為には、自分の観点から自由になって相手と出会うこと!

 

 

キーワードは「観点」です。

 

観点は追求すればするほど、人生における課題問題はこれ(観点)だけなんだ!とわかるとても面白い世界です。

人間力向上においても一番重要なキーワードなので、関心ある方は是非追求してみてくださいね!

 

美談年民

 


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