こんにちは、美談年民です。
近年、組織論において、ティール組織が話題を呼んでいます。
このティール組織の内容が現状の組織・企業を再始動する概念としてとても良かったので、
ティール組織を題材に、私が実現したい Win Win All Winのビジネス大陸についても整理していきたいと思います。
※注意)ティール組織自体を詳しく語る記事ではありません。
※ティール組織自体について詳しい内容を知りたい方は書籍や別サイトを参考にされてください。
今回はシリーズで投稿したいと考えており第一回は「組織の存在目的」について書きたいと思います。
ティール組織からみる新しい時代の社会のカタチ
〜 vol.1 組織の存在目的 〜
近年、騒がれているティール組織。
今までの組織のジレンマを解決する新概念として話題を呼んでいます。
話が少し逸れますが、
イノベーションに必要なことは、現在の課題/限界を明確に規定することです。
現在の課題/限界を明確に規定することができるからこそ、
どんな新しい動きが必要なのかも見えてきます。
ティール組織の概念は新しい組織概念を提案しているので、
必然的に今までの組織の課題/限界を明確に規定しています。
では、どんな課題/限界があるのでしょうか?
組織の存在目的
今までの組織の現在地として以下が挙げられます。
- 自社が生き残ることが目的となりやすく、結果として売上や利益の確保に意識が向かう
- 達成できなければ倒産、解雇、能なしという恐れが社員を疲弊させる
- 素晴らしい経営理念も形だけのものになりやすい
- ビジョンも固定化しやすく、トップが設定したノルマを達成することが目的になりやすい
組織の目的が売上や利益など生存に固定されやすく、社員も疲弊し、企業の存在要素として大切になる社会貢献も二の次になりやすい傾向があります。
この限界に対して、ティール組織は次のような新概念を提案しています。
- 組織の存在目的を意思決定の基準とする
- 社員のモチベーションは会社の存在目的からつくる
- 社員は組織の存在目的に意識を向け、常に組織が何を求めているのか、組織が成し遂げたいことは何かを意識する
- 社員の使命も固定するわけではない。組織の存在目的と社員の使命が重なったときにはパフォーマンスが最高潮に達する
本来あるべき組織の存在目的から、組織を整理することは本当に大切なことです。
組織が掲げた大志と共に生きることできる、
当たり前のことのようで当たり前にできない
けれど、ビジネス社会が再興するためにはとても大切な要素です。
では組織が存在目的を大切にして存在するためには何を超える必要があるでしょうか?
私は以下4点の障壁を突破する必要があると思います。
- 自分さえ自分達の会社さえ良ければという分離Ego意識
- 個人と企業、企業と企業間におけるVISIONの摩擦衝突・消耗関係
- 個人、企業独自のオリジナル価値を生み出せないアイデア枯渇
- 生存が精一杯で苦しい世界的長期経済停滞
バラバラのようでつながっている以上の要素が組織を存在目的に向かわせることを阻んでいます。
このことは
組織の存在目的を大切にして経営すること
すべての社会人が喜ぶWin Win All Winのビジネス大陸をつくる上でも
超えていきたい大切な要素です。
nTechは、人間の認識次元を引き上げ閉ざされた人間の可能性を存分に発揮する技術です。
nTechを使うことで、分離Ego意識を突破し、敵も味方もないつながった共通土台から経営する企業を量産することができます。
そして、企業と企業もレッドオーシャンの中での生き残り競争に疲弊することなく、
人も自然も全てを大切にできるWin Win All Winの大きな大義とつながったところから
互いのVISIONを応援しあい、活かしあい、協力できる関係を築くことができます。
また、認識次元が上昇することで、従来の意識空間だけではなく、
新しい知識生産領域を活用することができるので
全くイメージしてこなかった新しいアイデアも湧いていきます。
人間の可能性や尊厳性を開拓する教育や企業活動をベースに経済も大きく動くので、
長期にわたる経済停滞も解決していきます。
この流れを通して、資本主義システムの限界も越えて、
ポスト資本主義システムが実現していきます。
現代を象徴するWin Lose社会・競争社会は限界です。
これからはつながって共に生きる、
Win Win All Winの社会システムをつくっていくことが重要になっていきます。
Win Win All Winのビジネス大陸づくりの仲間は絶賛募集中です!
ご関心ある方は是非ご連絡くださいね!
美談 年民
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