こんにちは、美談年民です。
皆さんは「上司に相談したいけど、なぜか億劫だなぁ」
とか
「同僚に力を借りたいけど、気が進まないなぁ」
と感じたことありませんか?
今回は、相談ができず仕事を一人で抱え込みがちな方向けに、相談がなぜできないのか?そのメカニズムについて記事を書きました。
誰かと協力しながら日々の仕事ができれば、毎日が楽しく、より質の高い仕事ができるようになります。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
上司や同僚に相談ができずに仕事を抱え込んじゃう。チームプレーしたいのに一人で頑張ってしまうのはなぜ?
相談ができず悩みを抱え込む若手社員
職場で困ったことが起きても上司や同僚に相談することができず、独りで悩みを抱えながら働く若手社員が増えています。
「皆、忙しそうだし迷惑がかかるなぁ」
「任された仕事だから自分一人で考えなきゃだよな」
「相談してばかりだと自分の評価が落ちそうだな」
「そもそも相談して良いことなんだろうか?これくらい自分でやらないといけないのでは?」
「前に相談した時は怒られたしな・・・。やはり自分でなんとかするしかないか・・。」
などなど
悩みを打ち明けることができずに独りで仕事を抱えこみ、
心に余裕がない状態で一生懸命がんばっている若い社員が沢山いると言われています。
心は不安でいっぱい
頭は悩みでいっぱい
それでもとにかくやるしかない!
なんとか気持ちを奮い立たせてみるも、心も身体も重たく思うように動けない・・・。
本当は投げ出してしまいたいけど、社会人だから、仕事だから、やらないのはダメだから・・・。
とにかく苦しい・・・。
誰か助けてくれ!!
状況の度合いは人それぞれありますが、
皆さんもこのような経験が少なからずあるかと思います。
困った時は周りに相談を!
責任をしっかり持つことは大切ですが、心に不安を抱えながらだと仕事もはかどりません。
責任を持った結果、仕事が実現できないのはもっと苦しいです。
苦しむのではなく、周りを巻き込みながら楽しく働いていきましょう!
まずは大前提として、最初から完璧に全てが出来る人なんていません。
新しい作業に慣れない時、仕事に慣れないうちは、誰かに教えてもらいながら、協力して仕事を覚えていきましょう。
一人で抱え込まず、チームプレーで仕事をすれば心の不安も解消し、不安と緊張でストップしていた思考も動き出します。
結果として、
新しいアイデアが生まれたり、
教えてくれた先輩にも気づきがあったり、
チームの結束が深まったりと
タスク中心の個人作業でただ仕事をこなすよりもより良い相乗効果がたくさん生まれます。
相談するのが重たくなってしまうのはなぜ?
相談ができて協力者が現れたら良いんだろうけど、協力をお願いすること自体が重たいんだよね。。
と、こんな声が聞こえそうです。
合理的に考えたらその通りということでも、他人と関わる時には複雑さを感じる人も多いかと思います。
こんな時は、一度自分の内面を見ることをお勧めします。
「迷惑がかかりそうだなぁ・・」
「自分で解決しないといけないよなぁ・・」
「これ相談したら怒られそうだなぁ・・」
相談ができない人のほとんどは、こういった自分の考えにつかまり次のアクションに踏み出すことができません。
でも、少し観点を移動させて考えてみたらどうでしょう?
相談することで本当に他人に迷惑がかかるでしょうか?
誰もが絶対に迷惑を感じると言い切れるでしょうか?
絶対に自分で解決しないといけないのでしょうか?
自分が関わり続けることによるデメリットは考えられませんか?
相談することで必ず怒られるでしょうか?
相談しないことで周りが困ることはないですか?
不安や心配からくる考えは全て自分自身の思い込みであり必ずしもそう言い切れないことが分かるかと思います。
私たちは生まれた時から多くの体験経験を積み重ね、成功や失敗のイメージをもとに整理した自分の固定観点から物事を考えます。
他人に自分のことをお願いした結果、とても嫌な顔をされた。
幼少の頃から、自分一人の力でやりなさいという親の教育方針のもとで育った。
学校の先生にわからないことを聞いた時、「何度も言ってるでしょ!?」と怒られた。
こういった過去の体験経験のイメージが自分自身の思考を走らせる基準点(固定観点)となり、
私たちの思考を走らせる道をつくります。
そして、
相談しないことによって、褒められた
相談しないことによって、怒られずに済んだ
など、
この思考の走る道、考えの走るパターンを使って上手くいく経験をさらに蓄積していくと
この固定観点はより強固に無意識になり、結果として、これ以外の動きができなくなってしまいます。
なぜか人に相談しようとすると億劫な気持ちになる。
これもあなたの無意識にある、相談をブレーキする固定観点が原因です。
固定観点から自由になる生き方
このように人間は自らがつくった固定観点(思考の基準点・過去のイメージ)に知らず知らずのうちに縛られて生きています。
もちろん過去の体験経験による成功パターンとして学んだものですから
この基準点がダメなもの、というわけではありません。
重要なことは、その基準点だけに縛られて、いつも同じパターンしか使えないと苦しい、ということです。
思考の基準点を固定する以上、メリットももちろんありますが、必ず何かしらの限界に出会います。
この限界に出会った時に人は変化したいと思うのですが、
思考の基準点は無意識にあり、そもそも何に縛られているのかもわかりませんし、
わかっても、どうやったらそこから自由になれるのかがわかりません。
ですから、まずはこの無意識にある自分の固定観点(思考の基準点)を明確にすることが大事です。
そして基準点がわかれば、次のステップとして、その基準点から自由になることが必要です。
無意識のうちに自分を縛ってきた基準点から自由になることができれば
自分自身の固定観点(思考の基準点)を道具として生きることができます。
道具のイメージを少し補足すると、
使いたい時に使い、使いたくない時には使わなければいい物というイメージです。
今回のケースの「相談ができない」ということを例にしてお伝えすると、
相談ができないというのは、それしか選択肢がないということ
固定観点を道具にする生き方ができたらどうなるかというと、
相談できないから相談しないのではなく、相談するも相談しないもどちらもを選択できる状態で、「相談する」を選択できたり、あえて「相談しない」を選択する生き方もできるようになれるということです。
これが無意識(固定観点)に縛られて、やりたくないのにいつも同じパターンを繰り返してしまう生き方と、
固定観点から自由になって、道具として使う生き方の違いです。
因果を越えて、今ここを楽しめる生き方を!
本来、人間は無限の可能性です。
無限の可能性なんて言われると、それは言葉だけでしょと思う方も多いかもしれませんが、
固定観点の因果パターンから自由になって、本当になんでもできてしまうのが人間です。
誰にも縛られることのない大自由な心から、自らの自由選択意志で決めた生き方ができる。
心のとらわれは完全になくなり、
不安心配の毎日から今ここ新しい出会いを楽しめる生き方ができるようになります。
相談ができない、一人で抱え込む、その苦しさから自由になることもできるし、
苦しいと感じる自分自身の中に実は隠れていた素晴らしさに出会うこともできます。
すべてから自由になって、今ここを楽しみながら働く。
自分自身の固定観点から自由になった社会人が溢れると、
今までとは比べものにならないくらい深い関係性・深いコミュニケーションを築くことができるようになります。
イメージの違い、コミュニケーションのズレによって生まれるすれ違いやミスも格段に減り、
主体的に協力し活かしあえる次元の違ったチームプレイを築くこともできます。
関係性は可能性に満ちています。
この最高の関係性をぜひ感じてほしい!と思ってます。
まずは無意識にあるご自身の固定観点(思考の基準点)にぜひ出会ってみてください。
美談年民
ご自身の固定観点を発見したい方には無意識を意識化できるセッションを提供しています。
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